DIについて。
- 2014.05.21 Wednesday
- 20:33
アンツPA中野です。
今日はベースさんやキーボードさんが気になる「DI」について少しだけ。
DI?
direct injection box(ダイレクトインジェクションボックス)の略です。
電気楽器を直接ミキサーに直接入力するためのインピーダンス(抵抗値)変換機です。
難しい事を抜きに説明すると
シールドで直接入力したいけどミキサーまで距離があるためキャノンに変換したい!!
シールドはアンバランスのため長く引くとノイズが乗ります。
そこでバンランス接続のキャノンへ正しく変換する。
って場合に使用する感じです。
???????
ギター、ベースは250kΩ〜500kΩと非常に抵抗値が高いです。
コレをミキサーに直接入力するとペラッペラに音が薄くなりノイズも乗ります。
HI-Z入力があれば直接入力する事も可能ですが、残念ながら僕が使えると感じれる程のHI-Z端子には出会った事がありません。
やはりDIを使う事が一番音色が良くなります。
どうしてベースはDIなの?
さまざまなエンジニアの考えがあるので正解とは言えませんが、
僕的には楽器そのものの音が欲しいからです。
しかも毎度おなじやり方で。(トラブルは出来るだけ避けたい、やりやすいやりかたで時間をかけたくない。)
よくDIを通したくない、マイクで取って欲しいと言われますが安心して下さい。
出したい音はアンプでしっかり作って頂ければどんな音を狙ってるのかはすぐわかります。
また、あんだけデカイ音をならしているのでベース本体が拾いDIの音は自然とそれに近くなります。
アンプのマイクはあくまでも質感やキャビ鳴りが欲しいのです。
DIは低音から高音まで全ての音を美味しくそのまま頂きたいのです。
もちろんマイアンプからダイレクトにアウトさせて頂いても構いません。(する時は必ず教えて下さい)
こちらの方がエフェクトの乗り方等が良い場合があります。
でもPAさんのお気に入りのDIで長年やり続けた経験の音作りは悪いはずが無いのでご参考までに。
今日は短めにこの辺で。
次回はもっと突っ込んで話してみたいと思います。
取り上げて欲しい事とかあれば僕に気軽にメッセージや直接話しかけて下さい。
最後にwikiを見てみると面白い経緯が書いてありました。
ビートルズが好きな僕にはたまらないエピソードだなとw
開発経緯[編集]
楽器ごとの音の分離を明確にする録音手法及び音楽の低域方向へのレンジ拡大に伴い、楽器用アンプから再生される音をマイクで拾って収録する技法に限界を感じたエンジニアが、エレキベースやエレキギターなどの電気楽器をミキシング・コンソールやヘッド・アンプなどへ直結つないで録音(いわゆるライン録り)するために開発された。その後、ピックアップから出力される楽器本体のサウンドを、よりクリアに収録するための方法として広くスタジオなどに普及した。
録音現場での使用例[編集]
1960年代中頃のイギリスでは4トラック・レコーダーでのレコーディングが一般的で、ビートルズをはじめとする当時のバンドはトラック数が足りなくなるたびにリダクション・ミックス(バウンス、いわゆるピンポン録音)することによってトラックの空きを作っていた。だが、その作業を繰り返す内に最初にリズム隊として録音されるベースギターの音は数回にわたりコピーを繰り返されることになってしまい、ミキシングする頃には「輪郭がぼやけた音」になってしまっていた。この問題に対処するため、ジョージ・マーティンとジェフ・エメリックからの要請を受けたアビー・ロードの技術陣が、録音コンソールやヘッド・アンプ、またはテープレコーダーにエレキ・ベースやエレキ・ギターのハイ・インピーダンス出力のジャックから低インピーダンスの機器へ直接(ダイレクト)接続(インジェクション)出来る機器を製作した。この発明により、ミュージシャンやレコーディング・エンジニアの望むエッジが鋭い音色でレコーディングすることが可能になった。
一例として、ジョン・レノンが『レボリューション』のイントロで聴かせる思い切り歪んだディストーション・サウンドは、彼のエピフォン・カジノを2台のダイレクト・ボックス(より正確にはマイク・プリアンプ)を経由してミキシングコンソールに接続し、オーバーヒート寸前まで信号を飽和させることで作られた。また、アルバム「アビー・ロード」収録の『ジ・エンド』で3廻り目と6廻り目のギター・ソロに登場するジョン・レノンのギター・サウンドもダイレクトボックスの賜物である。
今週末日曜日はイーチのヒロ君のイベントだ!!
間違い無くカッコいいバンドがそれっているはずだからモッシャーは全員集合!!
5月25日(日)
PHILOR(EACH OF THE DAYS)presents
"L.I.N vol.2"
HOTOKE待望の1st Mini Album “PROVINCIAL SOLIDARITY” release party!!!
【BAND】
HOTOKE(長崎)
HARVEST(大阪)
DOLLS REALIZE(厚木)
forssmaze(名古屋)
WROTH OCEAN
Living Room
【DJ】
OTO(SQUARE)
N♠︎O(LITTELE WING CREW)
【BOOTH】
CAPTAIN STREET
【FOODBOOTH】
TOTSU TACOS(EACH OF THE DAYS)
【開場】17:30【開演】18:00
【前売】¥2,000【当日】¥2,500
(入場時別途ドリンク代500円必要)
【問】058-213-7228(柳ヶ瀬アンツ)/PHILOR
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